isalnum() メソッドの使用
このステップでは、isalnum()
メソッドをさらに深く掘り下げ、文字列やループと組み合わせて使用する方法を探索します。これにより、文字列内の複数の文字が英数字であるかどうかをチェックすることができます。
前のステップで作成した alphanumeric.py
ファイルを変更しましょう。
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VS Code エディタで alphanumeric.py
ファイルを開きます。
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既存のコードを次のコードに置き換えます。
## alphanumeric.py
string = "LabEx2024!"
for char in string:
if char.isalnum():
print(f"{char} is alphanumeric")
else:
print(f"{char} is not alphanumeric")
このコードでは:
string
という名前の文字列変数を定義し、値に "LabEx2024!"
を設定します。
for
ループを使用して、文字列内の各文字を繰り返し処理します。
- ループ内で、
isalnum()
メソッドを使用して、現在の文字が英数字であるかどうかをチェックします。
if
文を使用して、各文字が英数字であるかどうかを出力します。
このスクリプトを実行するには:
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ターミナルで ~/project
ディレクトリにいることを確認します。
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python
コマンドを使用してスクリプトを実行します:
python alphanumeric.py
次の出力が表示されるはずです:
L is alphanumeric
a is alphanumeric
b is alphanumeric
E is alphanumeric
x is alphanumeric
2 is alphanumeric
0 is alphanumeric
2 is alphanumeric
4 is alphanumeric
! is not alphanumeric
この出力は、文字列 "LabEx2024!"
内の各文字と数字が英数字として識別され、「!」文字は英数字ではないことを示しています。
この例は、isalnum()
メソッドをループと組み合わせて使用して、文字列を処理し英数字を識別する方法を示しています。これは、ユーザー名の検証やデータの解析など、多くの実世界のアプリケーションで一般的なタスクです。