ソートされたリストの理解
このステップでは、Python のソートされたリストについて学びます。ソートされたリストとは、要素が昇順または降順の特定の順序で並べられたリストのことです。ソートされたリストを作成し、操作する方法を理解することは、Python プログラミングにおける基本的なスキルです。
まず、簡単な数値のリストを作成してみましょう。
numbers = [3, 1, 4, 1, 5, 9, 2, 6]
print(numbers)
このコードを ~/project
ディレクトリに sort_list.py
という名前のファイルに保存します。VS Code エディタを使用してこのファイルを作成および編集することができます。
次に、ターミナルで以下のコマンドを使用してスクリプトを実行します。
python sort_list.py
コンソールに元のリストが表示されるはずです。
[3, 1, 4, 1, 5, 9, 2, 6]
このリストのソートされたバージョンを作成するには、sorted()
関数を使用することができます。sorted()
関数は、イテラブル(リストなど)を入力として受け取り、すべての要素が昇順に並んだ新しいリストを返します。
numbers = [3, 1, 4, 1, 5, 9, 2, 6]
sorted_numbers = sorted(numbers)
print(sorted_numbers)
sort_list.py
ファイルを変更して、sorted()
関数を含めます。再度スクリプトを実行します。
python sort_list.py
これで、コンソールにソートされたリストが表示されるはずです。
[1, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 9]
元のリスト numbers
は変更されません。sorted()
関数は、元のリストを変更せずに新しいソートされたリストを作成します。
reverse
パラメータを使用することで、リストを降順でソートすることもできます。
numbers = [3, 1, 4, 1, 5, 9, 2, 6]
sorted_numbers_desc = sorted(numbers, reverse=True)
print(sorted_numbers_desc)
これを sort_list.py
ファイルに追加して実行します。
python sort_list.py
降順でソートされたリストが表示されます。
[9, 6, 5, 4, 3, 2, 1, 1]
sort()
関数と reverse
パラメータの使い方を理解することは、Python でソートされたリストを扱う上で重要です。