はじめに
このチャレンジでは、Red Hat Enterprise Linux システム上で時刻同期クライアントを設定する実習を行います。ログの記録、ファイルのタイムスタンプ、セキュリティプロトコルなど、多くのサービスにおいて正確なシステム時刻を維持することは極めて重要です。リモートのネットワークタイムプロトコル(NTP)サーバーとシステムクロックを同期させるように設定を行います。
時刻同期クライアントの設定
あなたの目標は、システムの時刻同期サービスである chrony を設定し、特定のパブリック NTP サーバーを使用するようにすることです。また、正しいタイムゾーンを設定し、システムクロックが同期されていることを確認します。
タスク
chronyパッケージがインストールされていることを確認します(既にインストールされている場合もあります)。- 特定の NTP サーバーを時刻ソースとして使用するように
chronyを設定します。 - システムのタイムゾーンを
America/New_Yorkに設定します。 chronyサービスが実行されていることを確認し、システム時刻が同期されていることを検証します。
要件
- NTP サーバーのアドレスは
time.google.comとしてください。 - システムのタイムゾーンは
America/New_Yorkに設定する必要があります。 chronyの設定ファイルは/etc/chrony.confにあります。新しい設定を追加する前に、既存のpoolまたはserverディレクティブをコメントアウトしてください。- システムクロックが NTP サーバーと正常に同期されている必要があります。
例
設定完了後、時刻同期サービスのステータスを確認すると、以下のような出力が表示されるはずです。重要なポイントは、System clock synchronized が yes であり、Time zone が正しく設定されていることです。
timedatectl status
Local time: Thu 2025-08-14 04:32:33 EDT
Universal time: Thu 2025-08-14 08:32:33 UTC
RTC time: Thu 2025-08-14 08:32:33
Time zone: America/New_York (EDT, -0400)
System clock synchronized: yes
NTP service: active
RTC in local TZ: no
まとめ
このチャレンジでは、RHEL システム上で時刻同期クライアントの設定に成功しました。chrony パッケージのインストール、パブリック NTP サーバーを参照するための設定変更、正しいタイムゾーンの設定、およびサービスの起動を行いました。また、timedatectl と chronyc を使用して同期状態を検証する方法も学びました。これらは、システムクロックの正確性と信頼性を確保するために、システム管理者にとって不可欠な基本スキルです。



