はじめに
このチャレンジでは、Red Hat Enterprise Linux システムにおけるスーパーユーザー(特権ユーザー)アクセスの設定を実践します。システム管理者にとって、ユーザーに適切な権限を付与し管理することは、システムのセキュリティと整合性を維持するために不可欠な基本スキルです。ここでは、新しいユーザーを作成し、そのユーザーが root ユーザーとしてコマンドを実行できるように設定します。
スーパーユーザー権限の付与
タスク
ここでの目標は、新しいユーザーを作成し、そのユーザーにスーパーユーザー(sudo)権限を付与することです。設定後、そのユーザーが特権を必要とするコマンドを正常に実行できることを確認します。
要件
- ユーザー名
adminで新しいユーザーアカウントを作成してください。 adminユーザーのパスワードを設定してください。簡略化のため、パスワードにはlabexpass123を使用して構いません。adminユーザーをwheelグループに追加することで、スーパーユーザーアクセス権を付与してください。RHEL システムでは、デフォルトでwheelグループのメンバーにsudoの利用が許可されています。adminユーザーがsudoを使用して/rootディレクトリの内容を表示できることを確認してください。
実行例
admin ユーザーを正しく設定すると、そのユーザーに切り替えて特権コマンドを実行できるようになります。例えば、sudo ls /root を実行すると、通常は一般ユーザーがアクセスできない root ユーザーのホームディレクトリの内容が表示されます。
[admin@host ~]$ sudo ls /root
anaconda-ks.cfg anaconda-post-nochroot.log anaconda-post.log buildinfo original-ks.cfg
まとめ
このチャレンジでは、Red Hat Enterprise Linux システムにおいてユーザーアカウントにスーパーユーザーアクセス権を付与する方法を学びました。新しいユーザーの作成、パスワードの設定、そして wheel グループへの追加による sudo 権限の付与を正常に行いました。また、特権が必要なコマンドを実行することで、新しい権限が正しく反映されていることを確認しました。ユーザーの権限管理をマスターすることは、安全で機能的な Linux 環境を維持する責任を持つシステム管理者にとって、極めて重要なスキルです。



