systemctl is-enabled でユニットの状態を確認する
このステップでは、systemctl is-enabled
コマンドを使用して systemd ユニットの状態を確認する方法を学びます。
Systemd は Linux 用のシステムおよびサービスマネージャです。初期の起動プロセスの後にプロセスを管理します。systemd の「ユニット」とは、サービス、デバイス、マウントポイント、またはその他のシステムリソースをどのように扱うかを記述した設定ファイルを指します。
systemctl is-enabled
コマンドは、ユニットが起動時に自動的に起動するように設定されているかどうかを確認します。これは、システム起動時に実行したいサービスにとって重要です。
ssh
サービスの状態を確認してみましょう。SSH (Secure Shell) サービスを使用すると、サーバーにリモートで接続できます。
ターミナルが開いていない場合は開きます。デスクトップの左側にある Xfce Terminal アイコンを見つけることができます。
次のコマンドを入力して Enter キーを押します。
systemctl is-enabled ssh
次のような出力が表示されるはずです。
enabled
この出力は、ssh
サービスがシステム起動時に自動的に起動するように設定されていることを示しています。
次に、デフォルトで有効になっていない可能性のあるサービス、たとえば apache2
(ウェブサーバー) の状態を確認してみましょう。
次のコマンドを入力して Enter キーを押します。
systemctl is-enabled apache2
次のような出力が表示されるかもしれません。
disabled
これは、apache2
サービスが起動時に自動的に起動するように設定されていないことを意味します。
サービスが有効か無効かを理解することは、システムを管理し、再起動後に必要なサービスが実行されることを確認するために重要です。
覚えておいてください、systemctl is-enabled
コマンドはサービスが起動時に起動するように設定されているかどうかを示すだけで、現在実行中かどうかは示しません。サービスが実行中かどうかを確認する方法は、後のステップで学びます。
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