Steghide の理解
このステップでは、通常の画像や音声ファイルの中に秘密のデータを隠すことができる強力なステガノグラフィツール、Steghide について詳しく見ていきます。ステガノグラフィは暗号化とは異なります。暗号化がデータを判読不能にするのに対し、ステガノグラフィは、一見無害なファイルの中にデータを埋め込むことで、データが存在すること自体を隠します。
この環境では、練習用のサンプルファイルとともに、Steghide があらかじめインストールおよび設定されています。まずは、利用可能なファイルと Steghide の仕組みを確認しましょう。
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まず、サンプルファイルが用意されているプロジェクトディレクトリに移動します。
cd ~/project
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作業ディレクトリにどのようなファイルがあるか確認します。
ls -la
carrier.jpg(サンプル画像)と secret.txt(サンプルの秘密メッセージ)が含まれているはずです。
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Steghide が利用可能であることを確認し、使用するツールのバージョンをチェックします。
steghide --version
次のような出力が表示されるはずです。
steghide 0.5.1
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Steghide の基本的なヘルプ情報を参照して、その機能を確認します。
steghide --help
これにより、主なコマンドが表示されます。embed(データを隠す)と extract(隠されたデータを取り出す)が重要です。
これで Steghide の概要を理解し、ツールとサンプルファイルの準備が整ったことを確認できました。次のステップでは、この強力なツールを使って実際にファイル内にデータを隠す方法を学習します。