リモート URL を Git 設定で確認する
前のステップでは、まだリモート設定がないため、git remote
コマンドが何も出力しないことを確認しました。では、Git はリモートに関する情報をどこに保存しているのでしょうか?それはリポジトリの Git 設定ファイルに保存されています。
git config
コマンドを使用して、Git 設定を表示することができます。現在のリポジトリに固有の設定を表示するには、--local
フラグを使用します。
まだ ~/project/my-time-machine
ディレクトリにいることを確認してください。
cd ~/project/my-time-machine
では、ローカルの Git 設定を見てみましょう。
git config --local --list
このコマンドは、現在のリポジトリのすべての設定を一覧表示します。まだリモートを追加していないため、出力に remote.
で始まる行は表示されません。
たとえば、origin
という名前のリモートが GitHub リポジトリを指している場合、次のような行が表示されます。
remote.origin.url=https://github.com/yourusername/yourrepository.git
remote.origin.fetch=+refs/heads/*:refs/remotes/origin/*
これらの行は、Git にリモートリポジトリの URL と、そこから変更を取得する方法を教えています。
Git がこの情報をどこに保存しているかを理解することは、トラブルシューティングや高度な設定に役立ちます。git remote
はリモートとやり取りする一般的な方法ですが、git config
について知ることで、Git の内部の仕組みをより深く理解することができます。