日常的な Linux 運用から、自動化、サービス提供、可観測性、CI/CD、Infrastructure as Code、Kubernetes、Python による運用まで、30 個のチャレンジラボを通じて実践的な DevOps の判断力を養います。各チャレンジでは、停止したサービスの復旧、Web サーバーの強化、Kubernetes アプリケーションの修復などの運用目標が与えられ、必要な変更と結果の検証を行います。
これは中級者向けの実践コースであり、コマンドを一つずつ案内するチュートリアルではありません。前半で Linux の必須スキルを固め、後半では一般的な DevOps ツールを使って設定、トラブルシューティング、自動化を組み合わせます。
学習内容
6 つのステージを完了すると、次のことができるようになります。
- Linux システムを操作・整理し、設定ファイル、パイプライン、ユーザー、グループ、権限を管理する。
- システム情報を根拠に、暴走プロセス、ディスク逼迫、ネットワークとサービスの障害、壊れた systemd サービスを診断する。
- Bash、アーカイブ、
trap、cron、単発ジョブ、Git 管理の設定で定常運用を自動化する。 - Docker、MySQL、Nginx、BIND DNS、firewalld を使い、デプロイ、移行、アクセス制御、セキュリティ強化を行う。
- Ansible、HAProxy のヘルスチェック、サービス状態を考慮した Keepalived のフェイルオーバーで信頼性を高める。
- Prometheus のメトリクスとアラートを設定し、Promtail、Loki、LogQL でアプリケーションのエラー急増を調査する。
- GitHub Actions ワークフローと Terraform モジュールを作成し、Kubernetes ワークロードのデプロイ、更新、ロールバック、修復を行う。
- ディスクと HTTP の検査結果を、例外処理を備えた JSON レポートにまとめる Python ツールを作る。
このコースの対象者
Linux の基本コマンドを理解し、DevOps またはジュニア SRE の幅広い業務をシナリオ形式で練習したい方に適しています。個別のツールを学んだ後、完全な手順書なしで「何を調べ、何を変更し、どう検証するか」を判断する力を付けたい方に特に有用です。
前提知識: Linux ターミナルでの移動、テキストファイルの編集、sudo の使用、基本的なコマンド出力の読解が必要です。シェルスクリプト、ネットワーク、Git、コンテナ、YAML の知識があると後半に取り組みやすくなりますが、コースは比較的簡単な Linux 運用から始まります。
学習環境: 必要なサービス、バイナリ、初期ファイル、ローカルインフラストラクチャを備えた Ubuntu ベースのラボ環境が提供されます。主にターミナルで作業し、該当する課題では Prometheus と Node Exporter をブラウザから確認できます。
よくある質問
手順付きの DevOps コースですか、それともチャレンジ形式ですか?
チャレンジ形式です。各ラボにはシナリオ、課題、要件、ヒント、検証がありますが、使用するコマンドや設定変更は自分で選びます。Linux が初めてなら、先にガイド付きの基礎コースを受講することをおすすめします。
必ず 1 日 1 チャレンジで進める必要がありますか?
いいえ。30 個の課題は段階的な 30 日間の練習ルートとして並んでいますが、別のペースでも進められます。後半では前半のスキルを組み合わせるため、順番どおりの受講を推奨します。
クラウドネイティブの課題に GitHub アカウントや有料クラウドが必要ですか?
必要ありません。GitHub Actions はラボ内でワークフローを作成し、デプロイはシミュレーションです。Terraform はパブリッククラウドではなくローカルモジュールを使い、Kubernetes も提供済みのラボクラスターで動作します。
扱うすべてのツールを専門家レベルまで習得できますか?
いいえ。幅広い運用シナリオを通じて、再利用できるトラブルシューティングとデリバリーの力を鍛えるコースです。DevOps 全体の流れに自信を付け、次に深掘りすべき分野を見つける目的に適しています。


