システム情報とリソース監視
Linux システムの識別情報の確認方法や、CPU、メモリ、スワップ、ディスク使用量の監視方法、さらにはターミナルでのコマンド出力の継続的な監視方法を学びます。本コースでは、サーバーのトラブルシューティング、キャパシティプランニング、システムの健全性判断を行うために不可欠な、実践的な観察スキルを習得します。
なぜ重要なのか
運用業務において、システムの現在の状態を正確に把握することは非常に重要です。パフォーマンスの問題を解決したり、ホストの不調の原因を特定したりするためには、そのホストの識別情報、OS の詳細、リソース使用状況、そしてそれらの値が時間とともにどのように変化するかを知る必要があります。本コースでは、標準的な Linux ツールを使用して、こうした基本的な監視の考え方を身につけます。
学習内容
- ホスト名、カーネル、OS バージョンなどの主要なシステム情報の特定
- メモリとスワップ使用量の確認と、数値が示す意味の解釈
- ディスク容量の使用状況を調査し、容量不足の問題を早期に発見する方法
- システムの活動状況や負荷を示す指標としての「CPU ロードアベレージ」の理解
watchコマンドを使用した、シェル上での継続的な監視- これらのチェック項目を組み合わせた、Linux ホストの簡潔な監査ワークフローの構築
コースのロードマップ
本コースは、作業対象のマシンやプラットフォームを正確に確認するための、システム識別情報と OS バージョンの詳細確認から始まります。次に、メモリとスワップの使用量へと進み、RAM 消費量をコマンドラインで確認する一般的な方法を学びます。
続いて、ディスク容量の使用状況を扱い、ファイルシステムが満杯、あるいは満杯に近い状態を認識できるようにします。その後、Linux の健全性チェックにおいて最も一般的な高レベル指標の一つである、CPU ロードアベレージについて解説します。
最後の実験では、コマンド出力の時間変化を観察する際に役立つ watch コマンドを用いた継続的な監視に焦点を当てます。コースの締めくくりとして「システム監査レポート」チャレンジを行い、これまでに習得した調査スキルを応用して、システム状態の実践的なスナップショットを作成します。
対象読者
本コースは、コマンドラインからシステムの健全性を確実に調査する必要がある Linux 初心者、サポートエンジニア、および DevOps 学習の初期段階にある方を対象としています。
学習目標
本コースを修了すると、Linux ホストの特定、主要なリソース指標の確認、経時的な変化の監視ができるようになり、基本的なトラブルシューティングや報告に必要な核心的な情報を収集できるようになります。




