Emacs は、Linux やその他の Unix 系システムで広く使用されている、強力で拡張性の高いテキストエディタです。この初心者向け Emacs ガイドでは、基本的な編集コマンドをいくつか紹介します。Emacs の専門用語では、C-はCtrlキーを指し、M-は通常AltキーであるMetaキーを指します。
Emacs でのテキスト移動
Home、End、矢印キーなどの標準的な移動キーも期待通りに機能しますが、Emacs はテキスト(Emacs では「バッファ」と呼ばれる)内を移動するための、より効率的なコマンドを提供します。Emacs の移動操作を習得することは、習熟への重要な一歩です。
カーソルを移動するための重要な Emacs コマンドを以下に示します。
C-上矢印: 段落を1つ上に移動
C-下矢印: 段落を1つ下に移動
C-左矢印: 単語を1つ左に移動
C-右矢印: 単語を1つ右に移動
M->: バッファの末尾に移動
カットとペースト
Emacs では、カットは「キル (killing)」と呼ばれ、ペーストは「ヤンク (yanking)」と呼ばれます。これらの操作を行うには、まずテキストの領域を選択する必要があります。
テキストの選択を開始するには、カーソルを選択したい領域の先頭に移動し、C-spaceを押します。これにより「マーク」が設定されます。次に、任意の移動コマンドを使用して、選択したい領域の終端までカーソルを移動します。マークと現在のカーソルの位置の間がハイライト表示されます。
領域を選択したら、次のコマンドを使用できます。
C-w: 選択した領域をキル(カット)
C-y: 最後にキルしたテキストをヤンク(ペースト)
これらの基本的なコマンドが、Emacs テキストエディタでの編集の基礎を形成します。