for ループ
for ループは、値のリストに対して繰り返し処理を行うために使用されます。「このリストにある各項目について、何かを実行する」というイメージです。では、for ループの使い方を示すスクリプトを作成してみましょう。
bash_loops ディレクトリに for_loop.sh という新しいファイルを作成します。
touch for_loop.sh
次に、WebIDE で for_loop.sh ファイルを開き、以下の内容を入力してください。
#!/bin/bash
## 配列内の名前をループで処理する
echo "Looping through an array:"
NAMES=("Alice" "Bob" "Charlie" "David")
for name in "${NAMES[@]}"; do
echo "Hello, $name!"
done
echo ## 読みやすくするために空行を出力
## 数値の範囲をループで処理する
echo "Looping through a range of numbers:"
for i in {1..5}; do
echo "Number: $i"
done
このスクリプトの動作を解説します。
- 最初のループは、名前の配列(Array)を順番に処理します。配列内の各名前に対して、挨拶を表示します。
- 2 番目のループは、
{1..5} という範囲指定を使用して、1 から 5 までカウントします。
"${NAMES[@]}" という構文は少し特殊に見えるかもしれません。@ は「配列のすべての要素」を意味し、引用符と中括弧を使うことで、要素の中にスペースが含まれていても、各要素を正しく個別の項目として扱うことができます。
ファイルを保存し、次のコマンドで実行権限を与えます。
chmod +x for_loop.sh
chmod +x コマンドはファイルを「実行可能」にします。これにより、このファイルをプログラムとして実行できるようになります。
それでは、スクリプトを実行してみましょう。
./for_loop.sh
以下のような出力が表示されるはずです。
Looping through an array:
Hello, Alice!
Hello, Bob!
Hello, Charlie!
Hello, David!
Looping through a range of numbers:
Number: 1
Number: 2
Number: 3
Number: 4
Number: 5
このように、for ループを使うと、配列や数値の範囲を簡単に繰り返し処理できることがわかります。