はじめに
この実験では、Rust で文字列への変換と文字列からの変換について学びます。任意の型を文字列に変換するには、その型に対して ToString
トレイトを実装します。あるいは、fmt::Display
トレイトを実装することもできます。このトレイトは自動的に ToString
トレイトを提供し、println!
を使って型を表示することができます。一方、文字列を特定の型(たとえば数値)に解析するには、型推論を伴って parse
関数を使うか、'turbofish' 構文を使って型を指定することができます。これは、標準ライブラリの多くの型に対して実装されている FromStr
トレイトに依存しています。ユーザー定義型に文字列を解析したい場合は、その型に対して FromStr
トレイトを実装することができます。
注: 実験でファイル名が指定されていない場合は、好きなファイル名を使うことができます。たとえば、
main.rs
を使って、rustc main.rs &&./main
でコンパイルして実行することができます。