はじめに
この実験では、NumPyを使って配列をファイルに読み書きする方法を学びます。NumPyは、大規模なデータセットを扱いやすくするためのいくつかのファイル入出力関数を提供しています。
達成目標
savetxt()
関数save()
関数loadtxt()
関数genfromtxt()
関数load()
関数
この実験では、NumPyを使って配列をファイルに読み書きする方法を学びます。NumPyは、大規模なデータセットを扱いやすくするためのいくつかのファイル入出力関数を提供しています。
savetxt()
関数save()
関数loadtxt()
関数genfromtxt()
関数load()
関数NumPyには、配列をファイルに書き込むためのいくつかの関数が用意されています。最も一般的なものは、savetxt
と save
です。
ターミナルに次のコマンドを入力してPythonシェルを開きます。
python3
NumPyは既にインストールされているので、Pythonコードでインポートできます。
import numpy as np
savetxt
関数は、配列をテキストファイルに書き込むために使用されます。以下は例です。
data = np.random.rand(10, 5)
np.savetxt('data.txt', data, delimiter=',')
data
の内容が ,
で区切られた data.txt
という名前のテキストファイルに書き込まれます。save
関数は、配列をバイナリファイルに書き込むために使用されます。以下は例です。
np.save('data.npy', data)
data
の内容が data.npy
という名前のバイナリファイルに書き込まれます。NumPyには、ファイルから配列を読み込むためのいくつかの関数が用意されています。最も一般的なものは、loadtxt
、genfromtxt
および load
です。
loadtxt
関数は、テキストファイルから配列を読み込むために使用されます。以下は例です。
data = np.loadtxt('data.txt',delimiter=',')
print(data)
data.txt
の内容がNumPy配列に読み込まれます。ステップ1では、data.txt
の値が ,
で区切られていることがわかっています。print(data)
のコードは、data.txt
から読み込んだ内容を表示します。genfromtxt
関数は loadtxt
と似ていますが、欠損値やその他の特殊なケースを処理できます。以下は例です。
data = np.genfromtxt('data.txt', delimiter=',')
print(data)
data.txt
の内容がNumPy配列に読み込まれます。load
関数は、バイナリファイルから配列を読み込むために使用されます。以下は例です。
data = np.load('data.npy')
print(data)
data.npy
の内容がNumPy配列に読み込まれます。おめでとうございます!あなたはNumPyのファイル入出力実験を完了しました。
この実験では、以下のことを学びました。
savetxt()
と save()
関数を使って、配列をファイルに書き込む。loadtxt()
、genfromtxt()
および load()
関数を使って、ファイルから配列を読み込む。