ネットワークインターフェイスの統計情報の分析
このステップでは、ネットワークインターフェイスの統計情報を表示する方法を学びます。これらの統計情報は、ネットワークインターフェイスのパフォーマンスと使用状況に関する貴重な情報を提供します。
インターフェイスの統計情報の表示
netstat
を使用して、すべてのネットワークインターフェイスの統計情報を表示しましょう。
netstat -i > interface_stats.txt
このコマンドでは:
-i
はすべてのネットワークインターフェイスのテーブルを表示します。
> interface_stats.txt
は出力をファイルに保存します。
では、ファイルの内容を確認しましょう。
cat interface_stats.txt
次のような出力が表示されるはずです。
Kernel Interface table
Iface MTU RX-OK RX-ERR RX-DRP RX-OVR TX-OK TX-ERR TX-DRP TX-OVR Flg
eth0 1500 123456 0 0 0 98765 0 0 0 BMRU
lo 65536 789 0 0 0 789 0 0 0 LRU
ネットワークインターフェイスの統計情報の理解
出力は、各ネットワークインターフェイスに関する重要な統計情報を提供します。
これらの統計情報は、ネットワークのパフォーマンスを監視し、パケット損失や送信エラーなどの潜在的な問題を特定するのに役立ちます。
追加のネットワーク統計情報コマンド
ネットワーク統計情報をより包括的に見るには、次のコマンドも使用できます。
netstat -s | head -20 > protocol_stats.txt
このコマンドは、TCP、UDP、IP、ICMP などのプロトコルの統計情報を表示します。読みやすさのために head -20
を使用して、出力を最初の 20 行に制限しています。
では、このファイルを表示しましょう。
cat protocol_stats.txt
これにより、各プロトコルのパフォーマンスに関する詳細な統計情報が提供され、プロトコルレベルでの潜在的なネットワーク問題を特定するのに役立ちます。