ノードマネージャーのログファイルを調べる
このステップでは、ノードマネージャーによって生成されるログファイルをどのように調べるかを学びます。これらのログファイルは、その操作や潜在的な問題に関する貴重な洞察を提供することができます。
ノードマネージャーのログファイルは、/home/hadoop/hadoop/logs
ディレクトリにあります。ここでは、これらのログにアクセスして表示する方法を説明します。
- まず、ログディレクトリに移動します。
cd /home/hadoop/hadoop/logs
- 利用可能なログファイルを一覧表示します。
ls
「nodemanager」に関するlog
やout
のようなファイルが表示されるはずです。
- ログファイルの内容を表示するには、
nano
のようなテキストエディタやtail
やless
のようなコマンドラインツールを使用できます。たとえば:
tail -n 100 hadoop-hadoop-nodemanager-iZj6c0nuyqgkz1limqj5htZ.log
このコマンドは、ノードマネージャーのログファイルの最後の100行を表示します。
...
2024-03-04 13:39:01,626 INFO org.apache.hadoop.yarn.server.nodemanager.NodeStatusUpdaterImpl: Registered with ResourceManager as iZj6c0nuyqgkz1limqj5htZ:41069 with total resource of <memory:8192, vCores:8>
...
ログファイルには、さまざまな種類の情報が含まれています。それには、以下が挙げられます。
- ノードマネージャーの起動とシャットダウンイベント
- コンテナの割り当てと起動
- リソースの使用状況と監視データ
- エラーメッセージと警告
ログファイルを調べることで、ノードマネージャーに関連する問題、たとえばコンテナの起動失敗、リソース競合、またはノードのヘルス問題などをトラブルシューティングすることができます。