JSON
Go言語でJSONデータをエンコードおよびデコードするために提供されたコードの完成が求められます。このコードには、基本データ型のエンコードとデコードの例のほか、カスタムデータ型のエンコードとデコードの例も含まれています。
- Go言語の基本的な知識
- Go言語でJSONデータをエンコードおよびデコードすることに慣れていること
- 既存のGo言語のコードを読み解く能力
$ go run json.go
true
1
2.34
"gopher"
["apple","peach","pear"]
{"apple":5,"lettuce":7}
{"Page":1,"Fruits":["apple","peach","pear"]}
{"page":1,"fruits":["apple","peach","pear"]}
map[num:6.13 strs:[a b]]
6.13
a
{1 [apple peach]}
apple
{"apple":5,"lettuce":7}
## ここではGoにおけるJSONの基本について説明しましたが、詳細については
## [JSON and Go](https://go.dev/blog/json)
## のブログ記事と[JSONパッケージのドキュメント](https://pkg.go.dev/encoding/json)
## を参照してください。
以下が完全なコードです。
// GoはJSONエンコードとデコードに対する組み込みのサポートを提供しており、
// 組み込み型とカスタムデータ型の両方に対応しています。
package main
import (
"encoding/json"
"fmt"
"os"
)
// 以下ではカスタム型のエンコードとデコードを示すために、この2つの構造体を使用します。
type response1 struct {
Page int
Fruits []string
}
// JSONでエンコード/デコードされるのはエクスポートされたフィールドのみです。
// フィールドはエクスポートするために大文字で始める必要があります。
type response2 struct {
Page int `json:"page"`
Fruits []string `json:"fruits"`
}
func main() {
// まずは基本データ型をJSON文字列にエンコードする方法を見てみましょう。
// ここには原子値のいくつかの例があります。
bolB, _ := json.Marshal(true)
fmt.Println(string(bolB))
intB, _ := json.Marshal(1)
fmt.Println(string(intB))
fltB, _ := json.Marshal(2.34)
fmt.Println(string(fltB))
strB, _ := json.Marshal("gopher")
fmt.Println(string(strB))
// 以下はスライスとマップの例で、期待通りJSON配列とオブジェクトにエンコードされます。
slcD := []string{"apple", "peach", "pear"}
slcB, _ := json.Marshal(slcD)
fmt.Println(string(slcB))
mapD := map[string]int{"apple": 5, "lettuce": 7}
mapB, _ := json.Marshal(mapD)
fmt.Println(string(mapB))
// JSONパッケージはカスタムデータ型を自動的にエンコードできます。
// エンコードされた出力にはエクスポートされたフィールドのみが含まれ、
// デフォルトではそれらの名前がJSONキーとして使用されます。
res1D := &response1{
Page: 1,
Fruits: []string{"apple", "peach", "pear"}}
res1B, _ := json.Marshal(res1D)
fmt.Println(string(res1B))
// 構造体フィールド宣言にタグを使用することで、
// エンコードされたJSONキー名をカスタマイズできます。
// 上の`response2`の定義を見ると、そのようなタグの例がわかります。
res2D := &response2{
Page: 1,
Fruits: []string{"apple", "peach", "pear"}}
res2B, _ := json.Marshal(res2D)
fmt.Println(string(res2B))
// 次にJSONデータをGoの値にデコードする方法を見てみましょう。
// ここには汎用的なデータ構造の例があります。
byt := []byte(`{"num":6.13,"strs":["a","b"]}`)
// JSONパッケージがデコードされたデータを格納できる変数を用意する必要があります。
// この`map[string]interface{}`は、文字列から任意のデータ型へのマップを保持します。
var dat map[string]interface{}
// ここが実際のデコード処理であり、関連するエラーのチェックも行っています。
if err := json.Unmarshal(byt, &dat); err!= nil {
panic(err)
}
fmt.Println(dat)
// デコードされたマップ内の値を使用するには、
// それらを適切な型に変換する必要があります。
// たとえばここでは`num`の値を期待される`float64`型に変換しています。
num := dat["num"].(float64)
fmt.Println(num)
// ネストされたデータにアクセスするには、一連の変換が必要です。
strs := dat["strs"].([]interface{})
str1 := strs[0].(string)
fmt.Println(str1)
// また、JSONをカスタムデータ型にデコードすることもできます。
// これには、プログラムに追加の型安全性を付与し、
// デコードされたデータにアクセスする際の型アサーションの必要をなくすという利点があります。
str := `{"page": 1, "fruits": ["apple", "peach"]}`
res := response2{}
json.Unmarshal([]byte(str), &res)
fmt.Println(res)
fmt.Println(res.Fruits[0])
// 上の例では、常にバイトと文字列をデータと標準出力上のJSON表現の間の中間データとして使用していました。
// また、JSONエンコードを`os.Stdout`のような`os.Writer`に直接ストリーミングしたり、
// さらにはHTTPレスポンスボディに直接ストリーミングすることもできます。
enc := json.NewEncoder(os.Stdout)
d := map[string]int{"apple": 5, "lettuce": 7}
enc.Encode(d)
}