CSS3 アニメーションのキーフレーム構文を理解する
このステップでは、動的なウェブアニメーションを作成するためのビルディングブロックである CSS3 アニメーションのキーフレームの基本構文を学びます。CSS アニメーションを使用すると、JavaScript を使わずに要素を 1 つのスタイルから別のスタイルにスムーズに変換できます。
まず、CSS キーフレームの基本構文を理解しましょう。WebIDE を開き、~/project
ディレクトリに styles.css
という名前の新しいファイルを作成します。
CSS キーフレームアニメーションは、@keyframes
ルールを使用して定義されます。このルールは、アニメーションシーケンスのさまざまな段階でのアニメーションの動作を指定します。構文を示す簡単な例を以下に示します。
@keyframes moveRight {
/* 開始状態 (0% または "from") */
from {
transform: translateX(0);
}
/* 終了状態 (100% または "to") */
to {
transform: translateX(300px);
}
}
この例では、moveRight
はアニメーション名であり、要素が元の位置から右に 300 ピクセルまで移動する方法を定義しています。
より複雑なアニメーションには、パーセンテージベースのキーフレームも使用できます。
@keyframes colorChange {
0% {
background-color: red;
}
50% {
background-color: green;
}
100% {
background-color: blue;
}
}
このアニメーションは、パーセンテージ値を使用してアニメーションの複数の段階を指定する方法を示しており、より複雑で動的な効果を実現できます。
キーフレーム構文に関して覚えておくポイント:
@keyframes
の後に一意のアニメーション名を付ける
from
/to
またはパーセンテージ値を使用して状態を定義する
- 各段階でアニメーションをかける CSS プロパティを指定する
簡単なアニメーションの例の出力:
[左から右にスムーズに移動する div 要素]
[赤色から緑色、そして青色に色を変える div 要素]